秋の雲

ひつじ雲

今朝よりの 浮かべる秋の 雲あまた

空はもう秋の雲である。

小さな雲片が多数の群れをなし、魚の鱗や波のような形状をした雲。
うろこ雲、いわし雲、さば雲などとも呼ばれる。

明日は雨の予報。
とすればひつじ雲かも知れない。


日の出雲  雲の彼方の日の出

[ 2017/08/14 10:36 ] 季語・歳時記 | TB(0) | CM(0)

お盆

ほゝづきの わかき青さや 魂まつり(鈴木真砂女)
むかひ火や 父のおもかげ 母の顔(加舎白雄)

今日から月遅れのお盆。
祖先の霊を供養する行事である。

推古天皇の時代(西暦590年代)から行われていたという。

13日夕刻に迎え火をたいて先祖の霊を迎え、
14、15日は仏壇前に精霊棚 (しょうりょうだな) を設え供物を供え精霊の供養をする。
16日夕刻には送り火を焚き、再び霊を送る。

正式には盂蘭盆会(うらぼんえ)、魂祭 (たままつり)ともいう。

「精霊が家に帰ってくるからおもてなしをする」という考えは、日本独自の考え方。
仏教における盂蘭盆会本来の意味は、
「祖霊を死後の苦しみの世界から救い助けるための仏事」のことである。

15日は昭和の「終戦記念日」とも重なっている。
先祖の霊と合わせ犠牲者の冥福を祈る日でもあります。  合掌


浄土真宗では死即仏、精霊が家に帰るという考えはないから、こうした一連の行事はしない。
以下は室礼として行ったものである。
2010/08/10ブログ
2010/08/11ブログ
2011/08/13ブログ



(追記)
 三本松高校

夏の全国高校野球、三本松高校は下関国際高校に9対4で快勝した。
春夏通じて甲子園初勝利、東かがわ市、三本松の名が全国に知れ渡った意義は大きい。
校歌を聞いた時は目が潤んだ。
香川県勢としても2011(平成23)年の英明以来、6年振りの初戦突破である。
次は東東京の二松学舎大付属との対戦。都会の高校に田舎者が挑戦する。
臆せずしっかりと闘って欲しい。 “ガンバレ三高” 

[ 2017/08/13 06:51 ] 室礼 | TB(0) | CM(2)

"ところてん"

ところてん昭和がふつと顔を出す (藤田湘子)

中川義博大兄から乾燥した”テングサ”をいただいた。
白鳥の海岸で採取したものを洗い、数日間干し上げたものである。

テングサ 
約200g。50gで15人分相当だから60人分もある。

①50gを軽く水洗する。黒い部分を取り除き、1時間位漬け置く。

テングサ洗う

②深い鍋に移し、水合計で2.5ℓとし強火にかける。

テングサ大鍋に 鍋は5ℓ用です。

③沸騰したら、時々箸でかき混ぜ、白く泡立ち吹きこぼれるほどになれば、
 中火にし、30分ほど煮る。
 (煮出しやすくするために小さじ1杯の酢を入れる方もいるが、入れなくてもよい)

テングサ煮る

④ザルを用いてフキン等で濾す。
 最後に絞るが熱いのでトングを使った。

テングサ絞る
 きめ細かくするためフキンは二重にした。

⑤熱いうちに別容器に移す。

テングサ容器に

⑥冷まして固まると、上に水に浮かべて冷蔵庫に入れる。


心太突くに一瞬息止むる (渡辺清子)

⑦トコロテンをつき棒に入る大きさに切り、器に突き出す。

⑧完成!!

トコロテン完成
黒密・きなこ&野菜サラダトコロテン
関西は黒蜜で食べるのが一般的です。

ほんのり磯の風味がして本物の味わいです。
日本の夏ですね~中川大兄に感謝です。

トコロテンは冷蔵庫で1週間ほど保存できます。
冷凍もできますが食べる時は再度煮溶かし固めます。
[ 2017/08/12 05:08 ] 食材 | TB(0) | CM(0)

山の日

今日11日は「山の日」。
山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」、国民の祝日である。
2016年から施行されている。
8月11日という日附に特に意味はないらしい。

7月第3月曜日の「海の日」が1995年に祝日として施行されてから21年後である。

日本は四方を海に囲まれた「海の国」。
同時に国土の約7割を山地がしめる「山の国」です。
海の幸、山の幸の恩恵を受けてきました。

日本神話によると、日本列島はイザナキ命とイザナミ命が作ったものであり、
二人の子供が山の神、海の神と記されている。
山や海への自然崇拝、信仰とも重なっている。
同時に論じ、祝日にすべきだったのではないかと思うが、
海>山なのだ。

山といえば「富士山」、美しく魅力的で壮大な雄姿は日本のシンボルである。
2013年に世界文化遺産に登録された。

山梨県、静岡県、神奈川県などから富士山を見るスポットは沢山ある。
河口湖を始め富士五湖から、箱根からも素晴らしい。

学生時代、富士スバルラインで五合目まで上った。
合宿した富士吉田や忍野村、伊豆からみた富士山も感動した。
空から見ると別の驚きがある。
今夏、富士山に登る人も大勢いよう。

赤富士の雲紫にかはりもし (阿波野青畝)

赤富士は、晩夏から初秋にかけて、早朝に富士山が朝日に染まって起こる現象。
縁起の良い事として知られ、夏の季語にもなっている。

紅富士、青富士、ダイヤモンド富士、パール富士、逆さ富士を合せ、
一生に一度は見ておきたい、富士山の美しい6つの姿といわれる。

富士山の代表作と言えば葛飾北斎の『冨嶽三十六景』。


富士
左は「凱風快晴、右は「神奈川沖浪裏」
[ 2017/08/11 04:49 ] 記念日 | TB(0) | CM(0)

夏木立

夏木立書 庭夏木立
      母の書 


門ありて唯夏木立ありにけり ( 高浜虚子)

夏、青々と葉を茂らせた木立の群生を「夏木立」。
一本の木のときは「夏木」という。

今日も最高気温は36度の予報。初秋とは名ばかりだ。
台風が運んだ雨で庭の木々は生命力を取り戻した。

その中に立つと、ほっと一息、父のこと、母のことを思い出す。
間もなくお盆。今朝は散歩の途中でお墓参りをした。
父は11回忌、母は6回忌を迎える。
もうそんなにと思う。

8月は「原爆の日」である。
人間・命・平和の尊さを改めて考えさせられる。

核兵器禁止条約の採択をめぐる国と地元の相違。
親殺しや祖父母殺しの多さも気にかかる。

命は物ではない。
今、人間が人間としての心を失いつつある。

[ 2017/08/10 09:12 ] 季語・歳時記 | TB(0) | CM(0)