秋の新番組

NHK連続テレビ小説「ひよっこ」が終わった。
時代は東京オリンピックが開催された60年代、茨城から集団就職で上京。
主人公のみね子は、さまざまな出会いと別れを経験しながら、家族や周りの人々の
優しさを感じながら成長していく。モデルはいない。
平均視聴率は20.4%。連続テレビ小説では平均的だが高視聴率である。

今月からスタートした「わろてんか」。
明治後期、大阪商人で大いに栄えていた時代、一人の女性が愛と笑いとをもって
懸命に生きる一代記である。
まだ始まったばかりであるが、老舗薬問屋のいとはん「てん」は生まれつきの笑い上戸。
旅芸人の藤吉と出会い、恋に落ち駆け落ち、笑いで生きようとする。
さてどう展開するか、興味深い。

水戸黄門」が6年ぶりに復活した。
筋書きは分かっていても見てしまう人気シリーズの一つである。
今まで黄門を東野英治郎、西村晃、佐野浅夫、石坂浩二、里見浩太朗が演じてきた。
今回は武田鉄矢さん、第一回では悪代官を「このバカチンがぁ!」と一喝した。
出身は博多、博多と言えばラーメンだ。
黄門様は日本で最初にラーメンを食べた人と言われている。
武田黄門様も自らラーメンを作るシーンがあったが、さすが博多ラーメンではなかった。
傲慢で個性的な俳優である。アドリブに期待が湧く。

植木等とのぼせもん」ミュージシャン兼俳優の草分けと言えば植木等、
その付き人がコメディアンの小松政夫さん。自作書「のぼせもんやけん」のドラマ化である。
昭和の時代、ハナ肇とクレージーキャッツは一世を風靡した。
高度経済成長下の時代背景と無責任男がマッチしたのだろう。

♪見ろよ青い空白い雲、そのうち何とかなるだろう (だまって俺について来い)
♪チョイト一杯のつもりで飲んでいつの間にやらハシゴ酒 わかっちゃいるけどやめられねぇ・・スイスイ スーダララッタスラスラ スイスイスイ (スーダラ節)

植木等役は山本耕史、声が良く似ている。だからなのか?
植木さんの父親役の伊東四朗さんもいい味を出している。
43年間続いた師弟愛、今でもこのような関係はあるのだろうか?
笑いと涙の連続、見ていても懐かく楽しい。

“私、失敗しないので” “いたしません”が帰ってきた。
ドクターX ~外科医・大門未知子~」が明日から第5シリーズとしてスタートする。
フリーランスの名医が現実いるのかと思うが、難手術を成功させて患者を救う
カタルシスは痛快である。
白い巨塔、大学病院という古くて非効率な男社会が、たった一人のフリーランスの大門に負かされるのである。
米倉涼子の魅力が大きいのは言うまでもないが、”御意”を固める大物や演技派男優が情けなく負けていく姿も爽快である。
視聴率ダントツ、無敵の大門未知子”楽しみである。
[ 2017/10/11 08:50 ] コラム | TB(0) | CM(0)

10月10日

昨日は「体育の日」だった。
1964(昭和39)年10月10日、「世界中の青空を東京に集めた」東京五輪は開幕した。
あの日のように日本中青空が広がり、季節外れ、真夏日のような暑さになった。
全国各地でアスリートと交流や運動会が催された。
子供の頃、秋と言えば運動会が代名詞だったが、最近は春が主流となっている。
スポーツの秋が少しずつ薄れているように思う。

「体育の日」は東京五輪を記念し制定された。
ハッピーマンデー制度で10月第2月曜日に移されたが、私の頭の中では10月10日である。
2020年、2度目の東京五輪が開かれる。
「体育の日」はどうなるのであろうか?

小池都知事は東京五輪を忘れたかのよう国政に夢中だ。
今日、第48回衆議院議員総選挙が「よーいドン」する。
奇しくも北朝鮮では朝鮮労働党の創建記念日、ミサイル発射も懸念される。
安倍総理は野党が憲法に基づいて求めた臨時国会をすっ飛ばす前代未聞の突然の解散。
民進党の前原代表は「安倍打破」一心で党を解体、小池新党の「希望の党」に合流した。
しかし左派は「立憲民主党」を作った。大物は無所属と三つに分断した。

選挙戦は、「自民・公明」「希望・維新」「共産・立憲民主・社民」の3極対決となった。
選挙公約を見ても急展開だけに準備・運動不足は否めない。
新党は体制も整っていない有様だ。
最大の焦点は1強政権で約5年続いた安倍政権継続の是非。
「おごりや緩み」「森友・加計隠し」の見える政権への審判である。

主役は政党ではない、私たち有権者である。
一票を大切にしなければならない。
[ 2017/10/10 08:33 ] コラム | TB(0) | CM(0)

寒露(かんろ)

陰寒の気に合つて露結び凝らんとすれば也(暦便覧)
此月冷寒次第につのり露凝(むす)んで霜とならんとする(改正月令博物筌)

秋本番です。
今日明日と全国的に行楽日和。日中は半袖で過ごせそうです。
新米、もう食べましたでしょうか?
栗、芋、柿、梨、松茸など秋の実りを迎えています。
食欲の秋、体重を気にしながらもついつい手が出てしまいます。

今日は二十四節気の一つ「寒露」です。
草木に冷たい露が降りる頃という意味。
寒くて露が出るほど冷たい?
今朝は暖かく、露時雨はありませんでした。

雁などの冬鳥が渡って来て、菊が咲き始め、コオロギが鳴きやみます。

月と雁

◆七十二候◆

●初候(四十九候):鴻雁来る(こうがん きたる)
 燕などの夏鳥と入れ替わり、雁など冬鳥が日本にやってくる頃
 清明の時期に北へ帰っていった雁たちが、再びやってきます。

●次候(五十候):菊花開く(きくのはな ひらく)
 秋を象徴する菊の花が咲き始める頃。
 旧暦の重陽の節供は28日です。

●末候(五十一候):蟋蟀戸にあり(きりぎりす とにあり)
 戸口で秋の虫が鳴く頃。
 昔は「こおろぎ」を「きりぎりす」と呼びました。
[ 2017/10/08 08:26 ] 季語・歳時記 | TB(0) | CM(0)

秋祭り

各地で秋祭りが行われている。
お祭りは日本の四季を彩る風物詩。

春祭りは新しい年の豊作や健康を祈る新年のお祭り。
夏祭りは穢れや災いを祓うお祭り。
秋祭りはその年の収穫を神へと捧げる豊穣のお祭り。
冬祭りは年神を招き穢(けがれ)を祓う浄化のお祭り。

春に種を撒き、夏に育て、秋に収穫をして、冬は籠る。
日本のお祭りは「農耕」が基になった祭祀である。

一日の秋にぎやかに祭りかな (正岡子規)

ほろよい

今日は地元の「ほろ宵祭」、16時~22時
少子・高齢化、過疎化等のあおりを受け、お祭りも年々縮小傾向してきた。

お祭りは地域の大切な絆づくり。
「和をもって貴しとなす」出来る限り存続したいものです。

女ちょうさ(太鼓台)と男ちょうさ、奴(やっこ)、獅子舞が一同に会し、演技する。
華やかな女ちょうさと力強い男ちょうさの競演は見ごたえがある。
ちょうさは大きく揺り動かすことで、神の霊を活性化させる。
大いに揺らして欲しい。

近隣の白鳥・石清水・誉田・水主神社でも今日明日と秋季大祭がある。

[ 2017/10/07 09:48 ] 地域のたより | TB(0) | CM(0)

秋の気

月の夜は閨のうちながらも思へるこそいと頼もしうをかしけれ (徒然草)

明けやらぬ4時が満月だったが、昨日からの雨、月を拝むことはできなかった。
4日、少し欠けたが「中秋の名月」は実に美しかった。
多くの方がそれぞれのスタイルでその魅力を堪能したことだろう。
雨月、寝床の中にいながら想像することも情緒があり趣深い。

光はいつも かはらぬものを
ことさら秋の 月のかげは
などか人に ものを思はする

瀧廉太郎『月』

空気が澄み渡った秋の月は四季の中でも一番綺麗に見える。
十三夜、小望月(待宵)、十五夜(満月)、十六夜、立待月、居待月、寝待月、
下弦の月、有明月・・昔の人は月にさまざまな風流な名をつけた。

一夜毎に月の出を待つ、その感性の豊かさには驚嘆する。
慌ただしく、スピードの速い現代社会にはこうした心の余裕はないが・・・
待ちの心、文化を持つことも大切。

秋の夕暮、虫の音、風の音・・・
私達は自然から授かった豊かな感性は受け継がれている。
花鳥風月、こうした情感を大事にし、後世につないでいかねば。

[ 2017/10/06 09:58 ] コラム | TB(0) | CM(0)