さくら咲く

初花

初花も落松葉の芽もきのふけふ(富安風生)


今朝、庭のさくらが一輪咲いた。

初花とも初桜とも言うが少し違う。

咲いた、咲いた、桜が咲いた=初花
サクラ サクラ サクラが咲いた=初桜


ニュアンスとしてはこうではないかと思う。
初々しい華やかさという点では初花に軍配があがる。
「花のある人」というではないか。

でもサイタ サイタは戦前の教育読本という嫌なイメージがある。

散る桜 残る桜も 散る桜 (良寛和尚).

と相通ずる。


桜は春の訪れとともに一気に開き、咲いた瞬間から、やがて潔く散りゆく運命を背負う。

春の訪れは出会いと別れの季節でもある。
それには桜が一番似合う。

元の会社には企業内学校(高校)を持っていた。
新入社員教育も同じ施設内でやっていた。

隣接する県営の陸上競技場の周辺には桜の木が植えられていた。
卒業する者、入社して来る者、演出には無くてならない忘れがたい木であった。

競技場は新装なって今春再オープンするが、桜の木はもうない。

さまざまなこと思い出す桜かな(芭蕉)


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[ 2017/03/28 10:27 ] 草木 | TB(0) | CM(0)

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