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冬椿

紅冬椿白冬椿

川上の つらつら椿つらつらに  見れども飽かず巨勢の春野は (万葉集:春日蔵首老)
うつくしく交る中や冬椿 (鬼貫) 
侘助のひとつの花の日数かな (阿波野青畝)


椿」は可憐で優しげな佇まいがとても魅力的花である。
万葉の昔より脈々と受け継がれ愛されてきた。
「万葉集」でいう椿は野生種のヤブツバキのことであり、9首詠まれている。
旧名は「艶葉(つやば)の木」、木の春と書いて「椿」、日本の春を示す代表的な花木である。

冬の内から咲く早咲きの椿は「冬椿」「寒椿」「早咲の椿」とされ、冬の季語として使われる。
寒気に耐えて咲く寒椿には健気に映る。特に花や葉に雪が積もったところを見ればなおさらだ。
カンツバキという名の種類もあるが、これはサザンカの仲間である。

炉の花は椿」、冬の茶席に多用される代表的な茶花である。凛とした姿が好まれるのだろう。
「侘助」のように小さく筒型に咲く一部の品種を除き、殆どの場合、開花を直前、膨らんだつぼみの姿を生ける。
一輪のみ根締めとして入れた姿には崇高な美しさがあります。
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[ 2020/01/22 08:40 ] 草木 | TB(0) | CM(0)

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