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大寒(だいかん)

早梅本田公園 冬至梅

ふるさとの 大寒の水 甘かりき (鈴木真砂女)

今日20日は「二十四節気」の最後にあたる「大寒」です。
一年で最も寒い季節で「極寒のピーク」になります。
しかし今年は暖冬、気象庁の「1か月予報」も全国的に平年より高めに推移する。
冬らしくない冬”、雪も少なく営業できないスキー場が多くある。
当地の最高気温は12度、最低でも6度である。

大寒の朝に汲んだ水は1年間腐らないと言われるが、この温度ではそうはゆくまい。
とは言え、香川の蔵元では「寒造り」の真っ只中である。
日本酒だけでなく「味噌」、「醤油」、「凍り豆腐」、「寒天」づくりなどには、水が命、水がきれいな大寒の時期に
仕込み、暖かくなってくる春に発酵させるの。 今に伝わっている伝統技法である。

寒たまご」、この時期の鶏は寒さからあまり生まず、時々生む卵には栄養価が高く、昔の人は縁起物としても珍重されてきた。今は残念ながらニワトリもぬくぬくと過ごしており、冬でも普通に卵を産んでいる。
ネットで買えるが本物は貴重である。

放つ矢に風ひきしまる寒稽古 (小森 泰子)

弓道、剣道、柔道、空手など武術を修める者が、寒中の酷寒に耐えながら己の心身を鍛える
修行を「寒稽古」という。寺社での寒垢離(かんごり)、寒中水泳や謡曲、音曲などの芸事の寒中の稽古もいう。
七十二候の初候は「欸冬華(ふきのはなさく)」。蕗の薹、雪の中から頭出す姿はけなげですが、まだ見られません。

二十日正月女性ばかりの濃茶点てる (桑山道明)
骨正月鰤の頭を刻みけり (野村喜舟)


今日は「二十日正月」。いよいよ正月も納の日となった。正月用に用意した年取魚(関西では鰤、関東では鮭が
一般的)を、食べ尽くすことから「骨正月」とも呼ばれる。
かつては正月の終わりとなる大切な節目であったが、今では7日、遅くても15日、食べつくすとはいえ、残り物はお餅くらいか。最近ではあまり聞かれなくなった。

暦の上では春へと向かっていきます。暖冬といえ、寒さを楽しみながら四季を感じ、健やかに過ごしたいものです。
今日は買い物をせず、冷蔵庫に残った残り物を食べつくそうか?
良くない、良くない。


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[ 2020/01/20 07:19 ] 季語・歳時記 | TB(0) | CM(0)

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