fc2ブログ










曼珠沙華

秋のお彼岸ごろに咲くからと名付けられた「彼岸花(ひがんばな)」。
他にも色々な別名があるが一番有名なのが「曼殊沙華(マンジュシャゲ)」。
サンスクリット語で「Manjusaka(マンジュシャカ)」、「天界の花=天上に咲く花」という意味である。
確かに天から花がひらひらと降ってくるような感じがする花である。

普通の花と違い、花が咲き、後から葉っぱが伸びる。しかも種子を作らず球根で増える。
派手な姿は昆虫を招き寄せるためではない。「あだ花」なのだ。

日本全土で見られるが、元は中国から来た物で人為的に植えられたと考えられている。
一斉に花を咲かすのは球根が全部同じ遺伝子を持つからだそうだ。
色は赤が一般的だが、白・黄・ピンクもある。
黄色の品種は「ショウキズイセン」、別名「ショウキラン」という。沖縄から四国にかけての日本南部に多く見られる。
開花時期は赤い彼岸花より少し遅い。
白色は赤と黄色の自然交雑種と考えられている。これも日本南部に多く見られる。
何れも数日中には庭を賑わしてくれるであろう。


マンジューシャカ 恋する女は 
マンジューシャカ 罪作り 
白い花さえ 真紅にそめる


ご存じ「曼珠沙華」、山口百恵の歌である。

曼珠沙華 めらめら燃える 赤色は
まるで マニュキアの爪 
貴方の心を 捕まえたいと
こんなに胸は 騒ぐけれど
いつでも愛は 独りよがり
貴方の手前で 空回り
激しいぶんだけ 淋しいものね
気づけば冷たい 秋の風・・・


これは香川県で活躍している「城戸千鶴」が歌っている「曼殊沙華(まんじゅしゃげ)」、 
作詩は原 文彦、作曲は三好和幸、いずれも香川県在住の方である。

城戸千鶴が歌う曼殊沙華

偶然にもカラオケ喫茶で二度も本人の歌声を聞く機会を得た。
香川県出身の歌手は少ない。時期的にもピッタりの曲、覚えて歌い応援しよう。


城戸 曼珠沙華


スポンサーサイト



[ 2019/09/26 08:12 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://sanbonmatu431.blog122.fc2.com/tb.php/1506-beaf667c