FC2ブログ










柚子(ゆず)

柚子の実

いたつきも 久しくなりぬ 柚は黄に (夏目漱石)

柚子が黄色く色づき出した。
夏の青柚子もいいが、柚子と言えばやはり黄色だ。
「香酸柑橘類」の中でも香りに欠けては一番、王様である。

徳島の「スダチ」が終われば高知の「柚子」、何れも全国NO1の生産量を誇る。
「桃栗3年、柿8年、梅は酸い酸い13年、柚子は大馬鹿18年、林檎ニコニコ25年」と呼ばれるように成長は遅い。
西日本豪雨で大きな被害を受けた生産者の中には「元に戻すのは難しい」「廃業もやむなし」との声もある。
数年にわたって影響が出るかも知れない。
四国の味は世界の味、「Yuzu」は世界共通語。皮から種まで使え、捨てるところのない食材なのだ。

柚子の香を何にも添へてよろこべり (及川貞)

爽やかな香りと果皮の色合いは日本料理には欠かせない。
「吸い口」「天盛り」・・・家庭料理から消えつつあるのが気になりなります。
柚子釜、柚子味噌、柚子大根に、すりおろして煮物に、サラダにお寿司に、
絞って刺身、焼き魚、揚げ物、お鍋、酢の物に、ドレッシング、ジャム、ジュース、サワー、チューハイに、
はつみつ漬、柚子茶、砂糖漬、塩柚子、更にはシャーベット、スイーツに、
そして柚子湯、化粧水にと多様に使える優れものなのです。

「柚子」、俳句においては晩秋の季語。これは実を指す。
その花、「柚の花」は夏の季語になる。
「柚子湯」は冬の季語である。
スポンサーサイト
[ 2018/11/04 10:39 ] 食材 | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://sanbonmatu431.blog122.fc2.com/tb.php/1290-4b7697f8