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中川大兄来訪

この度28回目の四国巡礼を終えられた中川義博大兄が今朝来られた。
25回で終えようと思ったが、私の病気を聞き、治癒祈願を込めて再び巡礼を決意されたのだ。
巡礼は本来の自分を見つける旅、仏性を開眼する旅なのに、他人までも背負っての旅なのである。
何と有難いことではないか!感謝の域を超えて言葉もない。26回目以降はそれを続けている。
「巡礼はあえて極寒・猛暑とする。四国遍路の旅は終着駅がなく、道は永遠に続いている」と言われる。
既に弘法大師空海に近づいているのではないかとさえ思われる。


納経帳28回

納経帳を開け、八十八ヶ所を丁寧に拝見する。まるでお参りするようにだ。
どのお寺も重ね印で真っ赤である。大兄の足跡の証である。重さと共に毎年有難さが増しているように思う。
これを見れば“閻魔大王”も驚くだろう。極楽浄土の通行手形のように映る。
拝み手に持ち抱かせてもらった。



四睡図全体四睡図拡大

ご友人の故窪田東堂氏の版画「四睡図(しすいず)」、山に月を配しているのは珍しく、秋にいいと再度見せていただいた。四睡図は、豊干(ぶかん)禅師、寒山及び拾得が虎と共に睡る姿が描かれた禅の境地を示す禅画である。
寒山・拾得といえば中国蘇州にある「寒山寺」、窪田氏はこの寺で修業した経験がある。
♭鐘が鳴ります寒山寺
西條八十作詞「蘇州夜曲」の最後の行に登場する。
森鴎外の小説「寒山拾得」や坪内逍遙の長唄舞踊劇「寒山拾得」などでも知られている。
喜多川歌麿、黙庵、円山応挙の一番弟子長沢芦雪、池大雅、富岡鉄斎なども描いている、
禅画の最高峰、禅の究極の悟りを表している図である。
窪田氏は二幅作成し、一つは寒山寺に寄贈、もう一つが中川大兄に、世界に二つしかない貴重なものである。
十三夜まで拝借させて下さい。


斬られた涅槃再生

市の許可を得、大兄が植えた白鳥神社裏の「涅槃桜」、市の不手際で伐採されたが何とかここまで復活した。
だが大きくなるには何年かかるだろう。

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[ 2018/10/04 15:45 ] 作品 | TB(0) | CM(0)

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