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中秋の名月~十五夜~

少望月9月23日 小望月(9/23)

「中秋の名月、十五夜」である。「中秋」とは「秋の中日」=陰暦8月15日のみを指す。
「雪月花」、冬は雪、秋は月、春は花、四季おりおりの風雅な眺めの代表だ。
和語としては「月雪花」の順で用いられる。
茶事では「雪月花之式」、雪の札が当たった人が菓子を食べ、月の人が茶を飲み、
花の人が点前を行うと言うのもある。

十五夜を「名月」「月見」とするのは、中国から伝わったもの。
中国では「中秋節」と呼ばれ、旧正月の春節に次いで伝統的な祝日。
平安時代の初期、第52代嵯峨天皇が離宮・大覚寺の大沢池で中秋の名月に舟を浮かべ、
水面に揺れる月を映して遊んだことで有名になった。時代劇でよく使われる池である。
大沢池は嵯峨天皇が観月のためだけに中国の洞庭湖(どうていこ)を模して造られたと言われる。
日本最古の人工の池である。
嵯峨天皇は当代一流の文化人でもあり、弘法大師空海、橘逸勢(たちばなのはやなり)とともに三筆と呼ばれている。
三人で月を愛でていたのでしょうか。

庭に向け月見の室礼

現在のように供物をする様になったのは江戸時代に入ってからである。
農民の間では、農耕行事と結びついて、秋の収穫祭としての性格もあわせ持っていた。
飾り方は月からみて真中にススキ(魔除け)。左側に里芋やさつまいもなど果物など自然界の盛り物を、右側に団子を配します。団子の盛り方は、一番下に8個、次に4個、2個、1個の順。2個の上に1個乗せるのはやっかいです。気が付けば転がり落ちています。簡略して5個とする場合もある。

月見の宴月の菓子

観月の宴といえば、お酒が付き物。だが今夜はお茶と和菓子にしよう。
「十五夜」だけでは「片見月」と言われる。後の月「十三夜」は1カ月後の10月21日、
あなたはどのようにして愛でますか?

資産家としても知られる前沢友作氏が2023年に月旅行に出かけるという。
実現すれば初めての民間月旅行者となる。今宵はどのうな思いで月を見るのだろうか?

中秋の名月の頃に開花することから「十五夜草」と呼ばれる花がある。
「紫苑(しおん)」のことである。今満開だ。


月のハンカチ

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[ 2018/09/24 04:43 ] 季語・歳時記 | TB(0) | CM(0)

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