FC2ブログ










野分(のわき)・台風

台風、今年は平年の倍発生している。日本上陸は既に二つ。
「強い」勢力の台風20号が明日夜半にも上陸しそうだ。予想進路中心にある。
どう対処したらいいか悩む。
過去に中心部が通過したこともあるが、何時も大した被害は受けなかった。
だから今回もという気もある。当地の住民は皆そうだろう。
災害訓練をしても参加しない方が多いことからも分かる。
でも最近の各地の被害状況をみると安心はできない。
油断大敵だ。出来る限りの対策はしておこう。

吹き乱る風のけしきに女郎花 しをれしぬべきここちこそすれ(源氏物語)
野分のまたの日こそ、いみじうあはれにをかしけれ(枕草子)

台風、昔の人はどう思っていたのであろうか?
はるか彼方から得体の知れない恐ろしい程の大風と大雨がやって来る。
なぜ起こるのだろう、自然の神が怒っているのだろう?とでも考えていたのだろうか。

昔は台風という言葉も概念もなかった。
感じを表したのが「野分」という言葉である。
野の草を分けるほどの強風という意味だ、台風より表現は柔らかい感じがする。
明治時代には「颶風(ぐふう)」、その後「颱風」になり、当用漢字が定められた
1964年以降は「台」の字が使われるようになった。

台風には名前が付けられる。20号は「シマロン」という。
日本含む14カ国等で構成された「台風委員会」が付けるのだが、140個あって発生順に付けられている。“シマロン”とは「野生の牛」という意味だそうだ。
多くの牛がどっと押し寄せてくると怖い。
お盆にはナスの牛でお送りした。あまりゆっくりされても困る。
東かがわではお盆が終わると「稲刈り」をする。
野分、幸いに稲の心配はない。

夜すがらの野分の風の跡みれば末ふす萩に花ぞまれなる(後伏見院)

20号が過ぎれば一挙に秋の気配になるであろうか?甘いなぁ~
スポンサーサイト
[ 2018/08/22 13:46 ] 季語・歳時記 | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://sanbonmatu431.blog122.fc2.com/tb.php/1239-a6f9d8da