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お盆

お盆床の間お盆玄関

「月遅れの盆」が来た。
正月は年神様に詣で、お盆は祖先の霊を祀る。日本の二大行事である
“盆と正月が一緒に来たよう”という諺がある位である。
家族が集う一年の内で最もにぎやかな期間、夏休みでもある。
休暇を取って帰郷する人も多い。

今年は西日本豪雨の傷跡深い被災地のことを思わずにはおれない。
犠牲者は15府県で226人に上り、いまだ10人の行方が分かっていない。
今なお3千人以上が避難所に身を寄せている。
復興半ばで「盆どころではない」「新盆もできない」という人達がいることを。

13日に苧殻を燃やして迎え火を行い、先祖の霊を家に迎え入れる。
家には精霊(盆)棚を作り、馳走をお供えして4日間のご先祖様の御座とし、
16日には送り火を行う。

精霊棚には、生花・素麺・ナスの牛・キュウリの馬・ミソハギの花・水の子(蓮の葉の器に洗ったお米とサイの目に切ったナス・キュウリを入れたもの)・野菜や果物をお供えする。
死者の魂がこの世に戻ってくることは在り得ないが、昔の人は、亡くなると精霊になると信じていたのですね。精霊流しという風習もここからきている。
仏教国の中でも日本独特のもの。全てのものの中に神や魂が宿る、日本人特有です。

生身玉やがて我等も菰の上(一茶)

私もいずれは祖霊となって真菰の上に祀られる。
いや、浄土真宗だからそれはないか!
今は「生身の魂」として饗応に与りたいが、一人では味気ない。

平均寿命、戦前は50歳以下だった。
それが今や男性が81年女性が87年、「人生100年時代」とまで言われ始めている。
子供の頃は一家に祖父母がいて、両親がいて、兄弟姉妹がいるのが普通だった。
祖父母から家の成り立ちや先祖の人達のこと、調度品、土地や地域の歴史など教わることが多かった。
今は核家族、親族が集まる機会は少ない。正月とお盆は大いに活用したいものである。
年長者から授かる話はきっと後世に役立つ。聞きたいと思った時もう「精霊」なのである。
長女の孫2と三女の孫2は高松にいるので偶に会う機会がある。
次女は埼玉だ、今年は孫2と共に帰省してくれた。半年ぶり、笑顔の再会だった。
皆様、どうぞよいお盆をお過ごしくださいね。
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[ 2018/08/13 17:23 ] 季語・歳時記 | TB(0) | CM(0)

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