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寒土用(かんどよう)

雪かぶる椿

こころして背筋を反らせ寒土用 (渡辺昭)
熱き茶で喉を潤す土用かな (伊藤一歩)


今日1月18日は「土用の入り」、2月3日の節分までが「寒土用」です。「冬土用」とも呼ぶ。
土用といえば「丑の日」、夏に食べるウナギの蒲焼を思い浮かべる人が多いだろう。
だが「土用」とは「二十四節気の立春・立夏・立秋・立冬の前18日間」で、1年に4回ある。雑節の一つである。
20日は「大寒」、2月4日は「立春」となる。“春近しなのか春まだ遠き”なのか?
土用の字義は「土旺用事」といい「土の気が旺(さかんに)なり事」の意。「用」は「はたらき」という意。
土気の最も活発になる期間ということです。
一方、土は命が最後に還るところであり、新しい命も土が育むという性質から、古い季節と新しい季節の間に
「土用」をおいたと言われている。

いずれにしても土用は季節の変わり目、体や心が不安定になりがちです。
昔から土用は「凶」の期間とされ、人々は禁忌を避けて慎重に過ごしてきました。
寒土用の時期は免疫力が低下し、風邪などの感染症を引き起こしやすくなります。

ニンニク、ショウガ、にんじん、かぼちゃ、ごぼう、玉ねぎ、じゃがいも、大根など、地中で育った根の物。
豆類、味噌、醤油、ゴマ、ヨーグルト、チーズ、漬物など発酵食品。
ココア、紅茶、中国茶、甘酒、みそ汁など暖かい飲み物を食べ、血液循環を良くしてあげましょう。
と言っても食べ過ぎは禁物、小食第一、たんぱく質は控えめに、胃腸を労って土用を過ごしましょう!
実践すべきはお前だ!!!頑張ります。

うなぎ屋のうの字の長き土用かな (立石萌木)

忘れていました。23日は「丑の日」です。
ウナギの旬は冬、身がやわらかく、栄養分も夏のうなぎより高いのです。
値段も高くなりましたが、懐に余裕のある方はどうぞ。

大寒を過ぎれば、陽の気が徐々に強くなっていゆきます。
土用が終われば立春、春到来です。
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[ 2020/01/18 09:14 ] 季語・歳時記 | TB(0) | CM(0)