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食品ロスの削減

「食品ロス」とは、まだ食べられるのに廃棄される食品のことだ。
日本では、年間2,842万トンの食品廃棄物が出されている。
このうち、まだ食べられるのに廃棄される食品は、643万トンもある。
内訳は食品工場やスーパー、コンビニなどから出される「事業系」が352万トン、家庭から出る「家庭系」が
291万トンである。
国民一人当り「お茶碗約1杯分(約140グラム)」が毎日捨てられている。
これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食糧援助の約2倍に相当する。

食品ロスの削減の推進に関する法律案(食品ロス削減法)が24日、参院本会議で可決した。
私達が生まれた戦後は食糧難で「もったいない、米粒と言えど一つも残すな」日本中がこうした風潮だった。
ところが今は飽食日本、“もったいない”という意識は低い。
推進法は、消費者や事業者への知識普及や啓発のほか、政府や自治体にも食品ロスを削減する努力義務を
盛り込んだが、まだ甘いし、遅いと言わざるをえない。
近年、問題となったのがスーパーやコンビニなどが期間限定で大量販売するおせちや恵方巻き、土用うなぎ、
クリスマスケーキなどの売れ残りだ。
賞味期限まで余裕のある商品までも廃棄に回す。廃棄処分にも税金が使われているのだ。

セブン-イレブンは、消費期限が近づいた弁当などの食品の購入者に5%分のポイント還元策を今秋から
全店舗で始める。ローソンでも同様、6月から沖縄、愛媛の両県で実験的に行う。歓迎をしたい。
スーパー等ではワゴンセールやタイムセールを実施しているがもう一歩踏み込んだ対策を打ち出してもらいたい。

一方消費者は?購入する時には並ぶ商品の後ろに手をまわして出来るだけ賞味期限の遅い品を取る。
方や冷蔵庫では期限切れの商品があり、食べずに廃棄する。
食品ロス問題は意識していても、実際には行動につながっていないのが実態ではないだろうか。
冷蔵庫の上手な使い方、食品の知識、賞味期限が過ぎた食品の調理など、消費者の意識改革も欠かせない

最近は賞味期限間近い格安商品のネット販売が流行っている。
賞味期限の見直し、納品ルールやリサイクルの見直し、フードバンクの拡充、再利用、肥料や飼料に・・などなど

香川県では2017年度から、食品ロスを減らすライフスタイル「スマート・フードライフ」を推進している。
環境・身体・家計の三つに「かしこい」取り組みだ。
また宴会などの際に最初の30分と終わりの10分は席について食事の時間を設け、食べ切ろうという
「30・10運動」も展開中だ。

「食品ロス削減」国民的知恵と行動が必要だ。
そういえば昨日は5・30「ごみゼロの日」だった。
さぁ、皆さんも立ち上がろう。
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[ 2019/05/31 09:47 ] コラム | TB(0) | CM(0)