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春愁(しゅんしゅう)

桜前線は関東北部まで進んでいる。
埼玉に居る娘達、昨日花見に行ってきたと写真を送って来た。
当地は少し遅く満開は今週末頃になりそうだ。

酒の燗あたゝめ返し花の冷(岡野知十)
 
今日はわが家で地元にいる高校のクラスメイトと花見の宴をする。
毎年大きな枝振りの「山桜」を持って来てくれる。
それを見ながらの宴であるが、今日は花冷えの一日。
屋内といえども熱燗の所望があるだろう。

去年今年いのち一つに何賭けし(鈴木真砂女)

年度末である。日本は1月の新年”、4月の“新年度”と、年に2回“節目”がある。
1月は新年を迎えるにあたっての個人の目標、4月は自身が今置かれている立場での目標。
そのあり方は若干異なる。
この時期は学生も社会人も慌ただしい、出会いと別れの季節、年度末独特の感覚、雰囲気がある。
いや、今はあったというべきか。

4月からは乳製品や飲料品、麺製品、缶詰など食品の値上げが相次ぐ。
加えて10月からは消費税増税、年金生活者にとっては頭が痛い。

♪春はなんだか悲しいねって
 君が言った意味今更わかってしまった
 すれ違う風
 思いに追いかけられる
 透けそうな誰かの心
 青さが胸に痛い
 秋は深くて迷いやすい
 春は白くて間違いやすい
         

         
           「春愁秋思」歌:空気公団 作詞作曲:山崎ゆかり

春は「春愁」、秋は「秋思」という季語がある。
どちらも”もの思い”という点では共通している。
特に春は社会の慌ただしさに加え、不安定な気象や自然界の変化も激しい。
桜も咲き、明るい春を迎えているのに、どことなくもの憂い気分になる。
”そこはかとない哀愁”とでも言おうか!

生きている限り春愁つきまとい (伊藤一歩)

明日は新年号が公表される。
生きるのが楽しいと感じるような二文字になって欲しい。

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[ 2019/03/31 10:47 ] コラム | TB(0) | CM(0)