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去年今年

年末供2

30日は「小晦日(こつもごり)」、明日は今年最後の日、「大晦日(おおつもごり)」です。
「月隠る(つきぐもる) 今日」がつまって「つごもる」になったと言われている。
旧暦では月末は新月であり、月がほとんど隠れて見えないことからきている。

大晦日の行事と言えば「年越しそば」、晦日に食べるから「晦日そば」、年が明ければ一つ年を取るから
「年取そば」とも呼ばれる。
関西はうどん文化だが関東はそば文化、そば好きが多い。江戸時代から月末の晦日や立春、立夏、立秋、立冬の前日の節分にそばを食べる習慣があった。
大晦日に食べるそばを「年越しそば」と呼ぶようになったのは明治になってからである。
そばは細長く伸びることから、長寿・健康・幸福への願いが込められている。
また切れやすいことから一年の災厄をすぱっと断ち切る意味もある。

ここは“うどん県”、さぬきの年越しそばはうどんのように太い。
最近ではそばならぬ「年越しうどん」を食べる人も多い。
因みに年明けには「年明けうどん」を食べる。
さすが“うどん県”、次女はそばはお線香のようだと嫌う。

平成最後の大晦日だ、郷里で年越しそばを食べて除夜の鐘を聞きながら新年を迎え、初詣と言う人が多かろうが、海外や旅先などで思い思いの去年今年を迎える人も増えてきた。ある意味特別な“去年今年”と言えよう。
「大晦日」からは一晩中起きている人もいるでしょう。
庭の落葉も綺麗に拾い、苔が綺麗に蘇った。
大掃除も済ませ、年神様を迎えるお正月の設えも終えている。
一人の「去年今年」のんびりと過ごそうか。

よい年をお迎えください。

行く年も今宵ばかりになりにけり 果てなきものは我が身なりけり(源俊頼)
畏くも苔蒸す斎(には)に大祓 (高澤良一)
命ありとてもかくても晦日蕎麦(富安風生)
ゆつたりと終ひ湯に聞く除夜の鐘 (田島早苗)
除夜過ぐる清しき火種絶やすなく(野澤節子)
命継ぐ深息しては去年今年(石田波郷)
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[ 2018/12/30 09:44 ] 季語・歳時記 | TB(0) | CM(0)