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四月尽

GWどう過ごされていますか?
昨日は「昭和の日」、「平成」は来年4月30日を以って終了する。後1年だ。
新しい年号も気になるが命あらば三代生きることになる。
大凡4人に3人は昭和以前の生まれ、まだまだパワーはある。
しかし、新年号以降は次第と昭和が遠ざかっていく感はいがめない。
いやが上にも昭和への郷愁が増すだろう。
願わくば高成長時代の勢いと風情をもう一度吸ってみたいと思う。

草ひきし泥手のままの四月尽(細見綾子)

朝晩は寒く感じる日もあるが、昼間は夏日、1日でも10度前後違う。
「四月尽」、4月も今日で終わる。はや1年の3分の1が過ぎた。

春は何時までか、
気象学では3・4・5月、年度では4・5・6月、
暦上では旧暦で1・2・3月、新暦では二十四節気の立春から立夏までと区分されている。
今年で言えば2月4日から5月5日となる。
旧暦では「弥生(3月)尽」が晩春、新暦では「四月尽」となる。

季節における約1ヶ月の差は悩ましい。
実感としては気象上の5月まで、あるいは梅雨明けまでという気がする。
でも温暖化の影響で新暦上が=実感となる日も近いのではないか。

ゆく春の牡丹櫻の一木かな(松本たかし)
なかなかに散るもの多し春惜む(後藤夜半)
この春もうつらうつらと暮にけり(正岡子規)
春深し踏まじとすれど踏む苔の(久米正雄)

八重落花

花の命は短くて・・八重も散った。
春の命もますます短くなっているような気がする。
春が行く、自然界は既に初夏の装いだ。
春は間違いなく去って夏がくる。
暮れる秋程じゃないが春を惜しむ気持ちは誰しもあるのじゃないだろうか。
私も人からそう言われたいが・・・無理か!

「行く春」「春惜しむ」「暮の春」は4月末から5月初旬、立夏までの言葉である。
「春深し」はもう少し期間が長い。晩春(3月上旬から5月上旬)を通して使う。

1年後の今日は、天皇陛下の譲位、“行く平成”“平成惜しむ”“暮の平成”となる。

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[ 2018/04/30 05:18 ] 季語・歳時記 | TB(0) | CM(0)