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柿1

里ふりて柿の木もたぬ家もなし (松尾芭蕉)

柿が出回りだした。
子供の頃、庭に甘柿が植えられていた。
どの家にも1本はあったように思う。
柿の木に登っていると「滑りやすいから気を付けや」とよく言われたものだ。

俗に「桃栗三年柿八年」と言われる。
昔は嫁ぐ際に柿の苗木を持って行ったという。

「辛くとも我慢しろ」「柿は医者いらず」との故だろうか?
嫁ぎ先で存在が大きくなる頃には柿が生りだすのである。
各家に柿があった訳である。

わが家の柿は曾祖母が持ってきたのであろうか?
その木も今やない。

♭春には 柿の 花が咲き 秋には 柿の 実が熟れる・・

奈良の昔から親しまれてきた柿。
秀吉は柿茶会を開いたと言う。

柿剥くやいつはりもなき柿の色(野澤節子)

柿2

柿色とは、柿の果実のような鮮やかで濃い橙色のこと。
最も濃い色が「凝柿(こりがき)」「黒柿」。
熟した赤みがかった色を「照柿(てりがき)」「紅柿」という。
色が薄いものが「洗柿」「洒落柿」。
さらに淡い色を「薄柿」「水柿」という。

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[ 2017/09/29 09:31 ] 季語・歳時記 | TB(0) | CM(0)