中川大兄に更なる仏天

今日は娘に用事があり高松に出向いた。
最高気温31度、炎天下の車は蒸し風呂状態。
エアコンは誠に有難い。

昨日は中川義博大兄の訪問を受けた。
出雲の国から萩へ3泊4日の旅をされており、帰られたらお話を伺いたいと
所望していたからだ。

話は3時間にも及んだ。詳細を書くとブログにならないので簡潔に述べる。

瀬戸大橋を渡り、先ずは倉敷の浄土真宗本願寺派の「真光寺」に立ち寄られた。
隣接する墓苑パーク内には窪田東堂氏が版木を奉納された仏教版画展示場がある。
手狭になったため、新しく建設することから訪問したとのことである。
窪田東堂氏は以前に当ブログで紹介した方である。

描きためた五百羅漢を形にして日の目を見せたいとの思いが、
前住職と一致して場が持たれたとのことである。
東堂氏にとっては正に「成道(じょうどう)=悟りを開き,仏道を完成すること」であった。

それを網羅収録したのが「羅漢 戯画戯語 春夏秋冬」(本)である。
住職から頂いたのであるが、一冊は持っているからと私に下さった。
じっくり見たいと思う。 感謝。

東堂羅漢本

新装なった時、再訪すると述べ、後にしたとのことである。

玉造温泉、石見銀山・五百羅漢、津和野を経て、萩へ。
萩は好きで何度も訪れている地である。
5月25日、時あたかも松陰先生(地元では皆先生と呼んでいる)が安政6年(1859)に
江戸幕府の命により萩から江戸に護送された日。
松陰神社春季大祭に出くわした。
全くの偶然、不思議な縁である。

今回は趣を変えて、船で遊覧することにした。
お城の疎水を通り、橋本川本流に入り、武家屋敷群を川から眺める
約40分の往復ルートである。
新緑と白壁のコントラストが実に情緒的、町並みや幕末の志士ゆかりの地をめぐる
散策と違い風情がある。

最後は庄原市比婆にある真言宗御室派「城福寺」への訪問である。
ここの住職は御室派の総本山「仁和寺」の第44・45・46世門跡の随行を
されていた方である。
事前に言わず、突然訪ねたのであるが、丁度お勤めを終えたところで、
約30年振りの再会であった。

以前、高松市の南方、塩江の奥にある御室派の「大瀧寺(おおたきじ)」(美馬市脇町)
を訪ねた時、小田慈舟(おだじしゅう)著と書いた辞典・全集らしき厚い本が並べられていた。
大瀧寺は四国霊場八十八番大窪寺との関係が深く東大窪寺、西大瀧寺の名で呼ばれいるお寺である。

城福寺の住職も姓を小田といい、同じ御室派である。
もしやと訪ねると、祖父であるとのことであった。
42世門跡であり、大学教授、密教学の権威と聞き驚嘆した。

昔話に華を咲かせていると色紙を差し出された。
何と第50世 立部祐道現門跡の書である。「差し上げます」という。
誠に恐縮の至りであるが有り難く拝領した。
さらに帰り際に掲げてあった額を外し、これもと差し出された。
それは小田慈舟元門跡が書かれた書であった。
「祖父も知られている縁ですから」という。
今回の旅もまた仏天が舞い降りた。

今回大兄が拝領した二つの書を拝見し、紹介しようと思ったが、
第45世 松村祐澄、第46世 吉田裕信門跡の書もお持ちなので、
機会があれば一緒にご紹介したいと思っている。


みかん
お土産にいただいた夏ミカンのお菓子
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[ 2017/05/30 20:31 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)