食欲の秋・・・

今月も今日で終わる。あと三か月を残すばかり。

“天高く馬肥ゆる秋”である。

9月は中旬以降、日本各地で日照時間が平年の半分以下に落ち込み、
“秋の空”とは程遠い。
野菜の生育不良や病害、稲の収穫遅れ、果実の裂果などが発生している。
気象庁の向こう1か月予想でも解消できない状況、産地は対応に追われている。

さつまいも、里芋、じゃがいもなどの芋類、ごぼう、れんこん、人参などの根菜類。
松茸、しいたけ、舞茸、しめじなどのキノコ類。
さらにかぼちゃ、玉ねぎ、キャベツ、大根、レタス、白菜、かぶ、ぎんなん、
むかごなどの野菜。
柿、ぶどう、無花果、栗、りんご、梨、すだち、かぼす、ゆずなどの果物。
サンマ、イワシ、サバ、カツオ、サケ、シラス、タチウオ、イカ、エビ、カニなどの海産物。
小豆、そば等々、秋が旬の食べ物である。

実りの秋、味覚の秋、これが大打撃。
“馬肥ゆる” 食欲の秋に水を差している。

「秋」という字は“禾”+“火”で出来ている。
禾は“のぎへん”稲や芋類などの作物が満ちること。
“火” は穫り入れるという「収」からきているようだ。

四季の中でも最も収穫が多い秋。
日本人は昔からこの「秋」を五感で感じながら食べることを楽しんで来たのである。

食欲の秋だけでなく、行楽の秋、スポーツの秋、紅葉の秋も期待薄。
どうやら「秋燈」や「燈火親しむ」読書の秋、芸術の秋になりそうだ。


松茸
今年はこれは味わえないか!ほろ苦い秋だ。
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[ 2016/09/30 07:51 ] コラム | TB(0) | CM(0)