大晦日

いよいよ2012年最後の日、「大晦日」です。
大晦日といえば、「年越しそば」と「除夜の鐘」ですね。

年越しそばの風習は江戸時代中期に始まったようです。
延命長寿や身代がそばのように細く長く延びるようにと願って食べられたとする説。
他の麺類よりも切れやすいことから「今年一年の災厄を断ち切る」という説。
風雨に当たって倒れても、翌日陽が差すとまた起き直ることから、
「捲土重来(けんどじゅうらい)を期す」(一度失敗しても、奮起して再びやり直すこと)
という意味を込めて食べるとする説などがあります。

年越し前に食べますが、ここさぬきは“年越しうどん”と思いきや、統計上はそばが多い。
ただ、信州そばのような細い麺でなく、太い茹で麺の生そばだ。温かいそばで食べます。
生そばにしんそば
「にしんそば」京都や北海道の名物、お土産に頂いたニシンです。さぬきで食べる風習はありません。

真夜中になると、全国のお寺で108つの「除夜の鐘」が撞かれます。なぜ108回なのか?
第一は「人間の煩悩説」。人間には眼・耳・鼻・舌・身・意の6つの感覚器官があり、
それぞれに苦楽・不苦・不楽があって18類、この18類それぞれに浄・染があって36類、
この36類を前世・今世・来世の三世に配当して108。これが人間の煩悩(心を惑わし、身を悩ませるもの)の数。
鐘を撞くことで一つひとつ取り除いて、清らかな心で正月を迎えようというわけです。

第二は1年の12カ月、24節気、72候を合わせて108つ撞くという説である。
108つの最後の1つは1年間煩悩に惑わされないようにと、年が明けてから撞くといわれています。
撞くお坊さんも熟練した技術がいりそうですね。

一つづつ 煩悩断ず 除夜の鐘

梵鐘(ぼんしょう)の回りに突起があります。これは「乳(ち)」と呼ばれる。この乳の数も108つ。

除夜とは、除日(じょじつ)の夜のことを言います。
「除」とは、古いも(旧い年)のを除いて、新しいもの、年に移るという意味で、1年の最後の日、
大晦日の夜ことを指します。

蕎麦を食べ終え、除夜の鐘の音を聞きながら行く年を送り、来る年を迎えます。
本来なら年神様を迎えるために、一晩中起きていなきゃならないのですが・・・

“万物、光輝を生ず”皆様良いお年をお迎えください。
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[ 2012/12/31 15:26 ] コラム | TB(0) | CM(2)