生きる力

ご心配をおかけしております。
母は今日94歳になりました。

今日と同様、雪が降る今年一番の寒さの1月25日の朝、異変に気づき、救急車で県立病院に移送。
CT検査の結果、脳梗塞を再発、右半分の脳が壊死していた。
医師は「ここ1~2週間が山、8割程度難しい」という。

前夜までは元気だったのに・・脳梗塞は突然襲ってくる。
7年前に脳梗塞に見舞われた時、今度再発すれば危ないから十分気を付けるように、
と言われていたが・・やはり・・・

医師は「処置としては、今後脳が腫れてくるからそれを抑える、脳神経細胞の障害の進行を抑える、
二つの薬を点滴する」という。

母の意識は少しある。譫言のように「英語とフランス語をもっと習わないと・・これからは・・」という。
徐々に意識は薄れて行った。2日後のCTでは右半分は隙間なく腫れ、左脳を押し始めている。
一週間もった。

2月2日の早朝、携帯に「急変しました。慌てずにすぐ来てください」と連絡がきた。
医師は「心筋梗塞を起こしました。応急処置をしましたが心臓の状態が極めて悪い。
脳梗塞も心原性と思います」と。

これも何とか乗り切った。意識も若干戻り、私の認識もできだした。
2週間が経過、医師は「脳梗塞の方は峠を越えたが、心エコーを見ても心臓が非常に弱っている。
むくみもあるし、点滴に加えて明日から鼻から栄養剤を投与したいがよろしいか」という。 
先生にお任せするしかない。

数日前から再び意識が薄れてきたが、94歳を迎えた。
30年前に「一過性脳虚血性発作」をおこし、医者は「危ないのでご家族を・・」のことであったが、
その危機を乗り切った。
医者は「医学では考えられない、ご本人の生きたいという気力でしょう」と。
7年前には脳梗塞、3年前には心筋梗塞、2年前には大腿部を骨折し、人工骨董置換術を施し、
以後週2回のリハビリに懸命に取り組んできた。

本当に大した生命力です。
春は名のみの風の寒さや・・ではあるが春は確実にやってくる。
今回も母の生きたいという強い意志、力で乗り越えて、春がくることを祈るばかりである。
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[ 2012/02/18 16:05 ] | TB(0) | CM(6)