蜆雀(しじみすずめ)

玄関室礼

何、何、“蜆雀”となもし??勿論、辞書にはありません。
「雀蛤(すずめはまぐり)」 からもじった私の造語です。

二十四節句の「寒露」の七十二候の次候、日本は「菊花開(きくのはな ひらく)」である。
家元の中国は「雀入大水為蛤(すずめ たいすいにいり はまぐりとなる)」となる。

雀が海に入って蛤になるか!ごもっともですね。
古代中国では、空を飛ぶものは化して潜物となると考えていたそうです。
また、雀の羽の色と蛤の貝殻の色に似ているところから、このように言われたのだそうです。

意味は、あり得ないと思えるほどに、物事が大きく変化する、たとえなんです。
古代中国の人もユーモアがありますね。

「雀蛤」は晩秋の季語になっています。
正岡子規は「蛤になりすまして居る雀哉」
夏目漱石は「子は雀身は蛤のうきわかれ」

と詠んでいます。

松山ゆかりの人は、教養はかくのごとく深いんですね。
この故事を知らなかったら意味は分かりませんよね。

逆も真なり、「蛤雀」、蛤が雀になってもいいではないか。ありえないことでは一緒だ。
じゃあ、シジミはどうか、同じ貝ではないか、羽の色とはチト違うが・・・
「雀蜆」→「蜆雀」 こじつけだ!!!
蜆雀ー10人囃子
蜆雀ー10人囃子だ~い。

チイチイパッパ チイパッパ
雀の学校の 先生は
むちを振り振り チイパッパ
生徒の雀は 輪になって
お口をそろえて チイパッパ
まだまだいけない チイパッパ
も一度一緒に チイパッパ
チイチイパッパ チイパッパ

オ~イ・・雀の子そこのけそこのけお馬が通るぞ・・
お馬が通る 蜆雀
松山の方からいただいた手づくりの「蜆雀―十人囃子」です。凄いでしょ。

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[ 2011/10/31 12:24 ] 室礼 | TB(0) | CM(2)