残暑

残暑お見舞い申し上げます。

夏最大のイベント「お盆」も終わる。
お盆を過ぎたら夏も終局を迎える。
自然も次第に秋に風情を感じるようになります。

ー服の緑茶に残暑おさへたり(星野立子)

関東より北では冷夏、涼しく凌ぎやすい夏だった。
東京では今日も雨、16日連続で雨が降るのは40年ぶり、
気温も10月上旬並みである。
稲に影響はないのだろうか、気になる。

西日本は逆に厳しい暑さ、熱帯夜が続いている。
8月後半も同じような傾向が続くとの予報。

東日本では残暑なんてピンとこないかも知れません。
でも夏疲れはあります。
季節の変わり目でもあります。

皆様、油断せずどうかご自愛くださいますよう。

平成29年晩夏


残暑
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[ 2017/08/16 08:02 ] 季語・歳時記 | TB(0) | CM(0)

秋の雷

ひつじ雲が出ると翌日は雨」の諺どおり、
今日は午前中雨だ。明日も曇り後雨の予報。
雷注意報も出ている。

秋雷の呼び込む風か座敷抜け (高澤良一)

雷、イヤですね。
ゴロゴロと雷鳴が聞こえ始めたら、15㎞から20㎞以内、
安全な距離ではなく、近くに落ちる恐れがあります。

雷は1年中生じるが、春分の末候「雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)」、
3月末から秋分(9月23日)にかけて多く発生する。

春の雷「春雷」は、米作りの時期の開始を告げる音でもある。
雷、字の如く雨が田の上を覆っています。
雷とともに田の神が里に下りてくるのである。

雷は「稲妻(いなずま)」とも言いますが、稲の妻、つまり奥さんなのです。
稲の生育を見守り、雨を降らせるから雷は夏に最も多く発生します。
だから「雷」は夏の季語なのです。

秋に鳴る雷は「秋の雷」「秋雷」と呼び区別します。

稲妻のはげしき夜々の俵編み(鈴木真砂女)

「稲妻」「稲光」など「稲」の付く雷は秋の季語です。

稲の収穫が終わると雷は殆ど止んで、急に涼しくなります。
稲作は雷とともに始まり、雷とともに終わるのです。
自然の営みって奥深く、本当に素晴らしいですね。
[ 2017/08/15 09:35 ] 季語・歳時記 | TB(0) | CM(0)

秋の雲

ひつじ雲

今朝よりの 浮かべる秋の 雲あまた

空はもう秋の雲である。

小さな雲片が多数の群れをなし、魚の鱗や波のような形状をした雲。
うろこ雲、いわし雲、さば雲などとも呼ばれる。

明日は雨の予報。
とすればひつじ雲かも知れない。


日の出雲  雲の彼方の日の出

[ 2017/08/14 10:36 ] 季語・歳時記 | TB(0) | CM(0)

夏木立

夏木立書 庭夏木立
      母の書 


門ありて唯夏木立ありにけり ( 高浜虚子)

夏、青々と葉を茂らせた木立の群生を「夏木立」。
一本の木のときは「夏木」という。

今日も最高気温は36度の予報。初秋とは名ばかりだ。
台風が運んだ雨で庭の木々は生命力を取り戻した。

その中に立つと、ほっと一息、父のこと、母のことを思い出す。
間もなくお盆。今朝は散歩の途中でお墓参りをした。
父は11回忌、母は6回忌を迎える。
もうそんなにと思う。

8月は「原爆の日」である。
人間・命・平和の尊さを改めて考えさせられる。

核兵器禁止条約の採択をめぐる国と地元の相違。
親殺しや祖父母殺しの多さも気にかかる。

命は物ではない。
今、人間が人間としての心を失いつつある。

[ 2017/08/10 09:12 ] 季語・歳時記 | TB(0) | CM(0)

青田

青田

あつしあつしと門々の声(芭蕉)

台風が去った後、堪えがたい暑さが戻ってきた。
青田にも太陽が燦燦と照りつけている。
瀬戸には有名な夕なぎという時間帯がある。
無風の蒸し暑さも耐え難いものがある。

初秋や海も青田の一みどり (芭蕉)

すくすくと伸び、田一面を鮮やかな緑に染め尽した青田。
一面に広がる光景は「清々しさ」「すこやかさ」「清新」を感じる。
青田風が吹き、青田波が見られるのは何時だろう。

[ 2017/08/09 12:28 ] 季語・歳時記 | TB(0) | CM(0)