甘夏ジュレー

佐賀県呼子町の特産「甘夏」を使ったデザートをいただいた。
「はなまるおめざ」のお取り寄せに選ばれ、近年注目されている代物である。

呼子大橋の先、藍一色の玄界に浮かぶ小島、加部島の名産、加部島といえば、イカの産地だが、
佐用姫(さよひめ)伝説にまつわる神社があり、浅見光彦ミステリー 「唐津佐用姫伝説殺人事件」として
取り上げられ全国に知れたところである。

甘夏を皮付きのまま果実をジュレーにしたもの、見た目も涼しげですね。生洋菓子と書いてあります。
甘夏ジュレー 表示
賞味期限は7月28日。エッ、あさってじゃないか、天然の所以なのでしょうね。
5個もあるので早くたべなきゃ。大きいので半分に切って、スプーンで一口。
半分にカット
爽やかだ、香りがすごくいい。甘夏独特のほろ苦さもある。
問題は甘さ、グラニュー糖は抑え気味でいい塩梅だ。
ジュレーなので喉越しも爽やか、後味もすっきり。結局大一個食べてしまいました。
凍らせてシャーベットにしてもいいかもしれない。

甘夏はアクと苦味を上手く除きけば、そこは柑橘類。マーマレード、ジャム、ジュース、サラダ、
ドレッシング、酢の物、ピール、ケーキ、甘夏酒などにできます。勿論無農薬です。
先月貰った地元の甘夏、果肉をサイダーとシロップを注ぎ密閉、3日間位は美味しくいただけました。
炭酸が抜けるとちょっとね。

甘夏にはビタミンCやクエン酸が豊富に含まれており、疲労回復や動脈硬化に強力な効果があります。
食べた後の皮、捨てるのは惜しい(どこまでも貪欲!!)。量ると丁度100g。「フルーツ酢」に変身です。
残った皮 甘夏酢
1.甘夏は洗って、水分をふき取り、適当にカットします。
2.耐熱容器を消毒し、氷砂糖100g、甘夏、やさしいお酢200mlを入れ、レンジで30秒ほど加熱。
(お酢はなんでもいいのです)
3.蓋をして終わり。
明日から使えます。フルーツ酢として夏の健康に一役。
感謝、感謝です。
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[ 2011/07/26 20:34 ] デザート | TB(0) | CM(0)

白玉


庭
昨晩から また激しい雨が断続的に降り続いています。
今朝は曇りだったのに、小雨・曇り・小雨・大雨・・梅雨らしいといえばそれまでだが。
雨の日は 窓から雨に打たれる庭を見るのが好だ。
ぼ~と眺めていながらふと甘いものがほしくなった。
よくないことは重々承知なのだが・・・

そうだ白玉だ。もちもち、ぷりぷり、つるりとした食感が実に美味しい。元気がでそうだ。
・水を少しずつ入れ“耳たぶ”の硬さに練り、カットし丸める。
・沸騰したお湯にいれて、浮き上がって1分。「ちょうどいい」タイミング。
・冷水でさらせば完成、たった5分でできるスイーツ。
蓬白玉 桜白玉
左は蓬白玉に葛、黒豆、甘夏を。黒豆の蜜をかけています。
右は桜の塩漬けを練り込みまし。粒あんと一緒に。
「花より団子」か、いや梅雨も楽しみ次第。
おっと、作るのに気を取られ、この工程を写すのを忘れました。

白玉粉は室町時代に中国から伝来し? 一般に広まったのは江戸時代・元禄の頃で、
砂糖や餡といった甘味が庶民の手に入りやすくなるとともに大衆化されたと言われています。
江戸時代には、夏が来ると手桶の水に白玉を入れて売り歩いたそうです。
厳冬期に水に晒して作る粉だから、別名、寒晒し(かんざらし)と呼ばれています。

白玉粉はもち米を水洗後、一晩水に浸してから水切りし、水を加えながら挽く。
その乳液をふるいにかけ、沈殿したものを圧搾脱水し、天日乾燥させたもの。
もち米をより良く保存するために考えられた、人間の知恵の産物ですね。

白玉は何処へも行かぬ母と食ぶ( 轡田進)
白玉をまことの玉のごとく盛り(木内怜子)


「白玉」、つややかで涼しげななことから、夏の季語になっています。
「心太」「葛切」「水羊羹」「蜜豆」「葛饅頭」も・・・「ビール」「冷酒」「麦茶」、
そう「甘酒」も夏の季語です。

水でなく、絹ごし豆腐で練った白玉もよくしますが、黒蜜、きな粉で食べたり、求肥にしたり、
お汁、鍋に年中楽しめます。
[ 2011/06/12 20:07 ] デザート | TB(0) | CM(2)

小豆島オリーブサイダー

地元に居ても知らないものがある。
その一つが「小豆島オリーブサイダー」。
2年前、オリーブ植栽100周年を記念して開発、発売されたものだ。

スーパーで見つけたものだが、オリーブのサイダー?どんな味なのだろう・・
匂いもあるし、あまり美味しい感じはしない。このサイズで1本200円(税込)。
高いと思う。でも、県産だし、レトロなデザインにも惹かれ、試しにと籠に入れた。
小豆島サイダー


早速冷して飲んでみた。
キャップを開けるとほのかなオリーブというより、
青リンゴのような爽やかな香りが鼻をくすぐる。

口に含むと優しい甘味と炭酸の刺激がいい感じ、
すっきりとした飲み心地でした。

母の夕食に作った「サイダーのフローズンピーチ」です。

サイダーのフローズンピーチ
鉄砲ゆり
[ 2010/08/19 21:37 ] デザート | TB(0) | CM(0)

氷とアイスクリーム

こう猛暑が続くと冷たい物が欲しくなる。
冷たいといえばやはり「氷」 。

氷と言えば思い出すのは「かちわり」
関東の方はあまり馴染みがないでしょう。

かちわりは氷を割り砕いたぶっかき氷のことです。
夏の高校野球が行われる甲子園球場の名物である。
スタンドでは「かぁちわり、いっかぁすかあー」
「冷たい氷、いっかぁすかあー」
「甲子園名物、かちわりでーす」の呼び声とともに売られている。
ポリ袋に入れて、ストローを挿しています。これで頭を冷す人もいます。

かちわり
かちわり(ブログから拝借)

平安時代には氷室に蓄えられた貴重な氷が宮中に献上されていました。
一方、貴族はかき氷を食べていたのです。

よく引用されるのが清少納言の『枕草子』
「あてなるもの」(上品なもの)の段に、金属製の器に氷を刃物で削った
削り氷(けずりひ)に蔓草の一種である甘葛(あまかづら:蔦の樹液または
甘茶蔓の茎の汁と思われる)をかけたとして
「削り氷にあまづら入れて、新しき金鋺(かなまり)に入れたる」
と記述されている。
かき氷機
昔のカンナ型かき氷機:幼きころ我家にもあったのですが・・

こんなことは出来ないが、色合いは蜂蜜に近く上品な甘味らしい。
当時砂糖は中国からの輸入で貴重な薬品。
甘味にはこの甘苦葛が使われていたようだが、それとて庶民には手が届かない代物。
まして氷室となると最高の贅沢なデザートである。

ちなみに、当時かき氷は小刀で削ったというから、かなり荒削りなものだったと思われます。
清少納言が現代の色とりどりのかき氷を見たら何というでしょう。(参考資料:虎屋文庫)

次はアイスクリーム。
日本でアイスクリームが初めて製造販売したのは、明治2年(1869年)。
横浜の馬車道通りで氷水屋を開業した町田房蔵とされています。
「あいすくりん」という名称で、一個の値段は2分(現在の価値で約8000円)と
大変高価な物であったため、庶民にはなかなか浸透しなかったらしい。
原料は、生乳、砂糖、卵黄といたってシンプルなもの。
今「カスタードアイス」とも呼ばれているものである。
かき氷 アイス

左は「かき氷」。右は生クリームなしの「カスタードアイス」当時を再現。

明治末期~大正時代の手付きアイスクリーム専用のグラスに盛りました。
柔らかいし暑さで流れ出しそう!慌てました。
こんな小さいくせにちょっと個性を主張しています。
貴重なものだったのでしょうね。
今の人はダブルで盛っても物足りない。


追記:今朝の朝日、綺麗でした。5時45分散歩時、携帯で撮影7.30朝日
[ 2010/07/30 20:24 ] デザート | TB(0) | CM(2)