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子の置物

子の置物女賀母より

今年も福岡の親戚から干支の置物が届けられた。
博多人形師、溝口堂央(とうよう)氏が製作したものである。
毎年限定60個しか作らない。その一つ、貴重なものである。
これで酉、戌、亥、子と四つ揃った。
どれも師独特の作風、デザインも色使いも淡い柔らかさが滲み出ている。
十二支揃えばどんなにか素晴らしいだろう。後8年かかるが生きていられるだろうか?
新年一番の楽しみである。


溝口師は日本伝統工芸会の正会員である。
正会員は日本伝統工芸展で4回以上入選しないと資格は与えらない。
博多人形師の第一人者である中村信喬の内弟子として入り修業。
これまで西部工芸展、伝統工芸人形展、与一賞展、日本伝統工芸展などで数々の受賞に輝く。
九州国立博物館にも出展されている。
平成26年からは師の後継となり、博多祇園山笠中洲流の昇山笠の製作も行う。
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[ 2020/01/08 07:12 ] 作品 | TB(0) | CM(0)

だるまの彫刻

だるま像

尊敬する中川義博大兄から長らく拝借していた、重ね印で真っ赤に染まったご朱印帳と
故越智雄二画伯の「四国八十八ヶ所ご本尊・ご仏像画集」をお返えしするため、ご自宅に伺った。

玄関には所狭しと所蔵品が飾られている。
目の前にご友人の彫刻家、Dさんの作品「だるま像 喝!」が2体あった。
何れか1体を「差し上げます」という。
Dさんの作品は大兄を通じて、既に根付の「ミニだるま」と一刀彫の「福禄寿」を頂き、大切にしている。
今回は高さ20cm、幅28cm、中国禅宗の始祖である達磨大師像の大作である。
おいそれと頂く訳にはいかない。
「一応お預かりの上、何時でもお返しします」ということで持ち帰った。

達磨と言えば、選挙の際、必勝祈願を願い、事務所には必ず赤いダルマが置いてある。
また七転び八起きの「起き上がり小法師」のだるまさんを思い浮かべる。

大師の教えも分からず、像を飾るわけにはいかない。
だるまは、商売繁盛や開運出世などの守り神として、また、人に忍耐・人望・福徳の三徳をさずける福神と
言われている。毎日だるまの頭を撫でることで、幸運がもたらされともいう。
大兄宅に訪ねて来られた方はだるまの頭を撫でて帰るそうだ。
置くのは居間、神棚、玄関に置くのがいい。特に玄関は、全ての気の入り口とされているので最適だという。
大兄はだから玄関に置いているのだろう。
神棚?神仏混合ではないか!仏像と一緒にするのはいかがなものか!

商売繁盛や開運出世は関係がない。三徳を得るに相応しい場は「床の間」しかない。
床の間に置く台を探し、その上に安置した。なかなかいい。
「喝!」? サンデーモーニングの御意見番、野球評論家張本氏の「喝ダ!」を思い浮かべる。
「喝」とは悟りを得させるために用いる叱咤、叫声である。禅宗では言葉・論で諭すのではないのである。
その喝には4種類あるとされている。
(1)相手の迷いや執着を断ち切ってしまう、剣のような「喝!」
(2)相手の思い上がりを粉砕してしまう、ライオンの咆吼のような「喝!」
(3)相手の力量を測るために発する、探るような「喝!」
(4)上の3つを包括する、大きな「喝!」

「気合を入れる」という意味ではない。その場合は「活」をあてる。
三徳、そんな欲は言わない、一徳の幸運が呼び込めばと願うが・・・
他力本願はいけない。最近は運動に食事に気の緩みがある。「喝!」だ。
[ 2019/12/17 08:20 ] 作品 | TB(0) | CM(0)

書 二筆

書 知好楽書 蝉しぐれ

友人から駄作だがと、書を二つ頂いた。いやいや中々の出来栄えである。
モダン系というか、アート的な書体、伝統を感じさせながら現代風の「和」と「洋」を取り入れた書体、
バランスもいい。感謝である。

一つは、
「これを知る者は、これを好む者に如かず、これを好む者は、これを楽しむ者に如かず」
という論語の教えを一言で表した「知・好・楽」。
仕事でも趣味でも、人生でも、それを楽しむ境地に至ってこそ妙味が出てくる。
私の人生訓、座右の銘を知っているゆえである。ブログのタイトルにも使っている言葉である。

もう一つは「蝉しぐれ」。
時節の言葉である。猛暑続きでアブラゼミも元気がないと思いきや、一週間の命、オスは必死に鳴いている。
朝から大合唱、夏の風物詩の一つとはいえ、風鈴とは違い暑い夏をますます暑くしてくれる。
一斉に鳴き始め、時には一斉に鳴き止む。音が降ってくる音の雨に打たれている感じさえしてくる。
“時雨”、上手く命名したものだ。
蝉時雨は暑苦しいが、言葉は美しい、書は色合いと言い、涼しげな感覚を呼び覚ましてくれる。
作者の配慮か!


[ 2019/08/05 09:26 ] 作品 | TB(0) | CM(0)

四国へんろ旅

市長選、市議選と町はかまびすしい。
常日頃は市民とは殆ど触れ合いはないが、この時とばかり名前を張り上げ“お願い”を連呼する。
特に市議候補者、何を考え何をしたいのかよく分からない。
身近な選挙ほど関心は高いはずだが・・・これでは投票率は下がる一方である。

お遍路の静に去つて行く櫻 (高浜年尾)

桜が散る中、四国路は「遍路」シーズンに入っている。
白装束に納経箱を下げ、金剛杖、数珠、鈴を持ち、「同行二人」と書いた笠をかぶり歩いている姿を多く見かける。
中川大兄、今年は「同行29人」、29回目の巡礼を始めている。
「四国巡礼の本来の意味は、お寺を回るのではなく、お寺からお寺の行程にある。
その行程の内でも結願の88番から発心の1番に至る東かがわ道は非常に意味がある」

と力説する。
候補者には遍路・遍路道に関する提言は一口も無い。

四国へんろ旅歌詞
四国へんろCD

「四国へんろ旅」と題する歌である。
作詞は大兄、CDの遍路姿もご本人です。

[ 2019/04/17 08:27 ] 作品 | TB(0) | CM(0)

亥の置物

溝口作亥の置物

今年も福岡の親戚から干支の置物が届いた。
博多人形師、溝口堂央(とうよう)氏が製作したものである。
毎年60個しか作らない。その一つ、貴重なものである。
酉、戌もそうだが、師独特の作風、デザインも色使いも淡い柔らかさが滲み出ている。
十二支揃えばどんなにかすばらしいものか。
新年唯一の楽しみである。

溝口師は日本伝統工芸会の正会員である。
正会員は日本伝統工芸展で4回以上入選しないと資格は与えらない。
博多人形師の第一人者である中村信喬の内弟子として入り修業。
これまで西部工芸展、伝統工芸人形展、与一賞展、日本伝統工芸展などで数々の受賞に輝く。
九州国立博物館にも出展されている。
平成26年からは師の後継となり、博多祇園山笠中洲流の昇山笠の製作も行う。

[ 2019/01/05 18:46 ] 作品 | TB(0) | CM(0)