天気予報で需要予測

ビール、ジュース、麦茶、炭酸飲料、アイスクリーム、ソーメン・・・・
ひんやり冷たい食べ物が恋しい季節になってきた。

15度 鍋物 、20度 エアコン 、21度 ポロシャツ 、22度 ビール 、23度 浴衣・甚平 、
24度 水着 、25度 麦茶 、26度 蚊取り線香などの殺虫剤 、27度 アイスクリーム 、
28度 鰻の蒲焼き 、29度 日傘 、30度 かき氷/アイスクリームは売れなくなる

気温がある一定を超えると売れ始める商品リストである。(日本気象協会)
気温と嗜好には売り上げに一定の法則があるということだ。

スーパーやコンビニでは天気や気温の予報、過去の売れ行きなどのデータを
月間、週間、一日、時間帯別に商品を調整している。
消費者のニーズに応じて素早く対応するためである。
生産・出荷・販売のロスを無くするためでもある。

この程日本気象協会では天気予報を使って、需要を予測するサービスを始めた。
主に製造業や卸売業、物流業、小売業などに対し、協会独自の気象情報を基にした
商品需要予測情報を提供。季節要因による変動が大きな製品の生産計画の策定や
配送の効率化などに役立ててもらうためだ。

実証研究は豆腐だった。
人が豆腐を食べたくなる度合いを、過去2年分の気温と販売実績のデータ
をもとに独自の解析で数値化した。
夏は冷奴、冬は湯豆腐といったように一年中食べられる豆腐。
夏場は冬の6倍多く売れる。特によく売れるのが7月。
今までは実績による「人のカン」で決めていたのだとか。

ポイントは「体感温度指数」。
購買行動に至るには「体感」気温が重要な役割を果たすのだそうだ。
当日から4日後までの需要を予測する。
この「豆腐指数」によって物流の効率化も図られ約30%の食品ロス削減を実現した。
豆腐だけでなく逐次色々な商品に適応できる需要予測を提供するという。

国内の食品のロスは632万トン。これだけ捨てられるのです。(平成25年度推計)
温暖化の影響もあって地球上の天気は激変している。SO2の問題もある。
製造・輸送・販売それぞれに大いなるメリットがある。
これこそ価値ある情報といえよう。日本気象協会に座布団3枚だ。



あじさいかん
あじさいかん&さくらんぼ

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[ 2017/06/22 17:39 ] コラム | TB(0) | CM(0)

忖度(そんたく)

「忖度」
今年の流行語大賞の候補になるのは間違いないところであろう。

今日は「父の日」、娘から半袖シャツが届いた。じいじになっても父であったか!
昔は“父の心を忖度する”などと使われていたが、今日では影を潜めた。

ところが森友学園元理事長、籠池泰典氏の
「安倍首相または夫人の意志を忖度して動いたのではないかと思っています」
発言から急にクローズアップした。
“忖度まんじゅう”まで出る始末だ。

「忖」の「忄=りっしんべん」は「心」の字を立てて偏にしたもので、人の心をはかること。
「度」を“たく”と読む時は“はかる”こと。
何れも「はかる」である。

“人の心を推しはかる”、日本人の心、言葉は難しい。
“目は口ほどに物をいう”“以心伝心”という諺があるが、他国の人には分かりにくい。
どう訳すのであろうか?

同一民族で価値観が同じ社会だったからこうした言葉も出来たのであろうが、
「言わなくてもわかるでしょ」という道理は今では通じない。
小学生に“掃除しろ”と言っても“なぜ?”である。
なぜしなければならないのか、という説明がいる時代なのである。

政治や官僚などの世界ではこうした感覚が色濃く残っているのではないか。
しかも責任転嫁、正義はゆがめられる体たらくである。
上に立つ人は「忖度される」側であることをしっかり自覚すべきである。

心をはかることは何も悪いことではない。
皆さん方がすることは、上のご意向ではなく、国民の心を忖度することだ。

国会は奇妙な幕引きで事実上閉幕した。
これで国民の心を忖度したと言えるだろうか?
柝を打つのは早い。
これでは政治不信が深まるばかりである。
国民を甘くみたら必ずしっぺ返しを食らう。
政府は説明責任を果たすべきである。
[ 2017/06/18 11:18 ] コラム | TB(0) | CM(0)

今日の日

“今日は何の日”、毎日何らかの記念日になっている。

今日6月4日は「虫の日」、「蒸しパンの日」「蒸し料理の日」などである。
日本人は語呂合わせが好きな国民だ。

6(む)と4(し)といえば、一番に思い浮かぶのは「虫歯予防デー」である。
調べて見ると今は無いのである。
虫歯予防デーは昭和3年に制定され、33年に「歯の衛生週間」に変わり、
平成25年度から「歯と口の健康週間(4日~10日)」となっている。
国民の多くは知らないのではないだろうか。

世界一の長寿大国になって歯を失う人も多い。
歯と口は健康・元気の源である。
歯周病は国民病とまで言われる。
がん治療を開始する前には歯科で口のケアを受け、
合併症を予防しようとすることが一般的になっている昨今だ。

半年に一度は歯科でケアをしているが、安心は禁物だ。


タイサンボク

泰山木葉を押しひろげ咲きにけり(棚山波朗)
[ 2017/06/04 09:02 ] コラム | TB(0) | CM(0)

白玉(しらたま)

穀物の粉を丸めて、蒸したり茹でたりしたものと言えば「団子」である。

万葉の昔から食べられているから歴史は古い。
室町時代には既に串団子があったと言う。
一般的になったのは江戸時代。
「花より団子」という言葉も出来た。
今では一年を通して食べられている。

団子と言っても、みたらしだんご、あんこ団子、草団子、花見団子、月見団子、
きなこ団子、焼き団子、三色団子など色々ある。

「浅見光彦シリーズ」や「おかしな刑事」では平塚亭のお団子が登場する。
そのシーンを見ると食べたくなる。

東京向島、在原業平ゆかりの「言問(こととい)団子」も有名である。

近くで有名処といえば、岡山の「吉備団子」、松山の「坊ちゃん団子」である。
ここさぬきでは「禿だんご」というのがある。
生憎販売はしていない。
収穫したばかりの小麦粉で作った団子に餡をまぶすのだが、
餡がまだらに付く様が禿に見えることが名付けの理由である。
「半夏(はんげ)までには田植えを終えないと半夏半作になる」との謂れからでもある。
農家では田植え時に禿だんごを食べ、疲れを癒したのです。

禿だんご 禿だんご


白玉の人の舌より滑らかな (大橋敦)

一般的に団子は、だんご粉、上新粉、白玉粉で作るのだが、
私は白玉粉と絹ごし豆腐を合わせたのが好きだ。
柔らかくてツルツルとすべるような舌触りが何とも言えない。

団子

この夏はひんやりとした白玉スイーツはいかが!
笑顔がこぼれます。

[ 2017/06/03 13:40 ] コラム | TB(0) | CM(2)

郵便はがき

はがきの郵便料金が6月1日から従来の52円から62円に値上げされる。

過去の改定は次の通りである。 左:はがき、右:封書(定形25g以内)

1966(昭和41)年   7円  15円
1972(昭和47)年  10円  20円
1976(昭和51)年  20円  50円
1981(昭和56)年  30円  60円
1989(平成元)年  41円  62円 (消費税3%分のカサ上げによる)
1994(平成 6)年   50円   80円
2014(平成26)年  52円  82円 (消費税のカサ上げによる)
2017(平成29)年  62円  -

消費税増税以外の理由での値上げは1994年以来、約23年ぶりだ。
人件費の増加と利用者の減少で悪化がその理由だ。
年賀はがきと封書は据え置かれる。
でも近いうちに値上げされよう。

年賀状の残りは普通はがきに交換すると手数料がかかる。
そのため懸賞やクイズの応募に活用してきた。
でもまだ50円、52円の手持ちの普通はがきがある。
これからは差額の切手を貼らなくてはならない。
年金生活者には少々辛いものがある。

言うまでもなく、はがきや手紙の減少は携帯電話や電子メールの普及に伴うものである。
年賀状も年々減少している。 それも殆どが印刷物だ。
大学生の中には生まれてから一度も書いたことがない人も多いと聞く。
手書きのはがきや手紙に触れる機会は確実に減ってきている。
携帯、PCの多用は着実に、漢字を正確に書く力は衰さすし、字も下手くそになる。
ご多分に漏れず私もそうだ。

年賀状以外で活用されているのは絵手紙、同窓会や催し物の案内(往復)などか?
時代の流れと言えばそれまでだが、何でも少なくなればなるほど価値が上がるものだ。

直筆のはがきや手紙は“ただ手書きである”だけで既に価値がある。
心遣い、個性、好意、温もり、わざわざ・・受け取っただけで喜びが湧く。

郵便はがきの発行が始まったのは、1873(明治6)年、144年歳を迎えた。
電子メールやLINEでは味気ない。封書は仰々しい。
葉書一枚、されど葉書一枚である。
[ 2017/05/27 09:49 ] コラム | TB(0) | CM(0)