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十三夜

十三夜室礼

今夜は旧暦9月13日、「十三夜」です。
「十五夜」についで美しいとされ、宮中では平安の昔からお月見の宴が催されていた。
「十五夜」を「中秋の名月」「芋名月」と呼ぶのに対し、「十三夜」は「後の名月」「栗名月」「豆名月」、
また「女名月」とも呼ばれる。
日本古来の秋の収穫を感謝する風習である。
十五夜だけお月見するのは「片見月」と呼ばれ、縁起が悪いと嫌われます。
十三夜の月を拝むと、「成功」や「出世」、「財運」「子宝」に恵まれるとも言われている。

十五夜は生憎「無月」だった。今夜は全国的に晴れ、綺麗な月を拝めるようだ。
枝豆を食べながらお月さまを眺めよう。夜は長い。

枝豆は平安時代には既に食べられていた。
枝が付いたままか、枝のまま湯掻いて売られていたようだから、お供えも枝がついていたと思われる。
当時は「枝付き豆」と呼び、それが「枝豆」へと呼び方が変化したとされている。
今でも枝付もあるが、食べやすくサヤを外した状態で売られている。
枝豆は、未成熟な豆のことを指し、完熟すると「大豆」になる。
植物分類学上、大豆は豆類で枝豆は野菜類となっている。


お供え枝豆枝豆さや

同級生から親戚から送ってくれたと、日本一と呼ばれる高級ブランド枝豆「丹波篠山黒大豆」を一枝いただいた。
栽培が難しく、流通する期間が非常に短く、入手困難な代物である。
お供えしたあと、早速湯掻いた。説明書きでは12分湯掻けと記していたが、固めがいいと10分にした。
少し短くてよかった。


湯掻いた枝豆

サヤの中の薄皮が少し黒みを帯びています。
味見、黒豆特有の深い甘みと凝縮されたコク、ほっくり、もっちり・・・美味い。
月見をしながらと思ったが・・・ついつい手が伸び食べてしまった。
普通の枝豆を買おうか?丹波の後では・・・・?。
困った口だ。



十三夜18.10.21

十三夜の月です。
月齢12.0、左側がほんの少し欠けています。
昔の人は少し欠けている風情に心がくすぐられたのですね。
この風流心、現代人はどれだけ持っているでしょう。
十三夜? 知らないってか!!
地球から約38万km、そこに旅行する時代ですからね??
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[ 2018/10/21 06:18 ] 季語・歳時記 | TB(0) | CM(0)

土用&えびす講

山茶花 山茶花咲く


日のにほひいただく秋の寒さかな(惟然)

秋はつるべ落とし、急に寒くなってきました。
北・東日本では、上空約5500メートルで平年より5~8度低い、氷点下18度~21度以下という
今冬一番の寒気が南下、昨日は、各地で今シーズン1番の冷え込みとなった。
初冠雪や田んぼに氷が張ったり、ひょうが降ったり、早々とスキー場開きをするところもあった。
夏日から一挙に冬日に、いよいよ暖房の季節となってきた。

暮るゝ海みな見てをりぬ秋土用 (星野麦丘人)

「土用」といえば“丑”夏だと思う方が殆どだろう。
でも春夏秋冬4回ある。四立―立春・立夏・立秋・立冬の前、18日間を指す。
雑節の一つ。「秋土用」は、今日20日が「土用入り」、11月6日が「土用明け」である。

夏は「う」が付くもの“うなぎ”や黒いもの、“土用蜆”を食べる。
秋は「た」の付くものや青いもの、サンマ、サバ、大根、玉葱などを食べます。

振売の雁あはれなりゑびす講 (芭蕉)

今日は「えびす講」。旧暦10月は「神無月」、日本中の神様は出雲大社に出掛けている。
その留守を預かるのが七福神のリーダー「恵比寿様」。お祭りによって慰めるのが事の起こりである。
昔から関東の商家では、家運隆盛、商売繁盛を願い、恵比寿様に参詣して、縁起物が飾られた熊手や笹などを買って帰るという風習がある。家でも親類知人を招いて大いに祝う。「二十日えびす」ともいう。
関西では正月10日に行なう。これを「十日えびす」という。
有名処は、関東の寳田恵比寿神社や恵比寿神社のべったら祭り、十日えびすは関西の西宮神社や今宮戎神社の福男福娘神事などである。

夷、戎、蛭子、蝦夷、恵比寿、恵比須、恵美須・・・お目出度い名前である。
[ 2018/10/20 08:05 ] 季語・歳時記 | TB(0) | CM(0)

秋薔薇

今日生きて無傷の日なし秋薔薇(仲田美智子)

♪五月 この僕が帰る
 まばゆい 五月
 紅いバラは 思い出のバラは
 君の庭に咲くだろう・・・


五月のバラ」、歌詞にもあるように薔薇の盛りは五月である。
秋涼しくなって再び咲くのが「秋薔薇」という。決して狂い咲きではない。
春と比べると派手さはなく、花の数はぐっと少なく小ぶりである。
特に今年は度重なる台風のためか、痛みが激しいようだ。

春は咲き誇る景色を楽しむのに対し、秋は一輪ずつじっくりと鑑賞するのがいい。
つるバラも無く、沢山咲かないので寂しい感じがするが、一輪一輪の気品を豊かな香りと共にじっくりと味わう。
そこが秋らしいではないか。


     秋ばら1秋薔薇2
     秋薔薇3秋薔薇4

[ 2018/10/19 09:10 ] 季語・歳時記 | TB(0) | CM(0)

統計の日

今日は「統計の日」である。

主管する総務省は「国民の皆さまに、統計の重要性に対する関心と理解を深めていただき、統計調査に対して
より一層の御協力をいただくため」と訴えている。
しかし、厚労省による労働時間に関する調査データミスは記憶に新しい。
官公庁を中心に障害者の法定雇用率が水増し、ごまかしもあった。
とんでもないことである。

喉元過ぎれば・・・平成30年度の標語は「活かせ統計、未来の指針」である。
特に公官庁の統計は諸施策に活かすためのもの、正確でなければならない。
その後、全ての統計について精査されているのだろうか?
でなければ未来はない。その追求は聞こえてこない。

13回目となる「都道府県魅力度ランキング」が10月15日、ブランド総合研究所から発表された。
全国の消費者3万24人から有効回答を得たものだ。
1位は10年連続で北海道。2位京都、3位東京、4位沖縄、5位神奈川、6位奈良、7位大阪、8位福岡、9位長野、
10位長崎と続いている。
四国が出てこない。やっと27位に愛媛、32位に高知34位に香川、徳島にあっては46位と辛うじて最下位を免れた。
42位群馬、43位埼玉、47位最下位は茨城、東京周辺は低位である。
東京と比較されるからだろうか?可愛そうな感じもする。
ここ10年で、最も魅力度が上がったのは石川県。2015年の北陸新幹線の延伸が追い風になったのだろう。
でも昨年から1つ下げた。残るは四国新幹線、実現の程はどうだろう。

市区町村のランキングでは、函館市が1位、5度目である。やはり夜景の魅力か?
2位が京都市、3位が札幌市、この3市がずっと上位3位を占めている。
名古屋市、大阪市、広島市も過去最高位を更新した。
四国は?ベスト100位までに出てくるのは68位松山市、70位四万十市、 99位今治市、香川の市は残念ながら無い。
近隣の倉敷市でさえ40位だから・・・でも寂しい。

都市の魅力とは何か!観光資源とは何か!
何時までも旧来型の栗林公園、屋島、金毘羅に頼っていていいのか?
人口減のなかで人口増はどの都市だって望めない。とすればどれだけ人を呼び込めるかである。
資源を一番知らないのはそこにどっぷりと浸かっている地元民かもしれない。
魅力は作り出して上手く情報発信していくに尽きる。
ハード&ソフト、シティプロモーションの競争に打ち勝たなくて活路はない。

何処へ行きたいのか、それは何故?
あなたの魅力とは何?と訪ねられたらどう答えますか?
身体的特徴を挙げますか?何ができるのかを挙げますか?
東かがわ市、資源はそこそこあるのにソフト、物語という視点に欠ける。

[ 2018/10/18 12:00 ] コラム | TB(0) | CM(0)

落花生

落花生生 千葉産豆

ひしめけり掘られて風の落花生 (石田波郷) 

「落花生」が旬を迎えた。
落花生と言えば、「千葉県八街産」が殊に有名が、最初に栽培されたのは神奈川県大磯、明治4年のことだ。
生産は約8割が千葉だが絶対量が少なく市場に出回っているのは殆どが中国産である。
大学時代、学生運動が華々しく千葉で疎開授業を受けた時、畑から採れたての落花生をよばれたことがある。
それはそれは美味しかった。
クラブの夏合宿、山梨県忍野村で早朝に採り、蒸した「とうもろこし」と共に今だ忘れられない味である。

落花生は蔓が花の脇から伸びて地面にもぐり、その先の膨らんだ部分が殻になる。
枝豆や空豆とは違って、豆なのに土の中で実るのだ。だから「落花生」。
茎を引き抜くと、地中から多くの実がぶら下がって現れる。
このサヤ付のものを「落花生」とか「南京豆」と呼ぶ。実だけをピーナッツと呼んでいる。
家庭菜園で作っている方から頂いたものだ。生のままでは食べられない。

茹でる盛る

炒るか茹でるかして食べる。今日は湯掻いた。サヤのままやや強めの塩加減とする。
30分程湯掻いた。丁度いい具合なのでザルにあげ、器に盛ったものだ。
何とも美味い、カロリーが高いので食べ過ぎには要注意だが・・・
食べるほど後を引きにけり・・・産直なら売っていよう。

[ 2018/10/17 10:47 ] 食材 | TB(0) | CM(4)